メキシコの小さな街で
メキシコに暮らす主婦が綴る日々の出来事

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マルタのケース

何年か前、隣人のハビエルがヘベレケになって倒れていたことを記事にしたことがありましたが、彼のアルコール依存は年々ひどくなり、家族に暴力をふるうほどになりました。奥さんのマルタがお嬢さんを連れて、我が家に逃げ込んできたこともあるほどです。

それでもメキシコ女性にはめずらしく、寡黙なマルタは私にほとんど愚痴を言いませんでした。よくある、「殴ってもいいわ。浮気しても構わない。でも私を捨てないで。」などというパターンかと思っていたら、ある日突然、お嬢さんと家を出て、実家のメキシコシティに行ってしまったのです。

夫婦のことは夫婦にしかわかりません。しかし、「それってひどすぎる!!」と私が憤慨し、悲しくさえなったのは、その直後にハビエルが女性と小さな女の子を連れてきて、一緒に暮らし始めたこと。時々、メキシコシティから電話をくれるマルタにはもちろん何も言いませんでした。彼女が別れる決心をしたのなら、これ以上心を傷つける事実を知らせる必要もないだろうと思ったから。

ところが5か月後、マルタはお嬢さんとひょっこり戻ってきたのです。彼女からその理由について説明がなかったため、私も敢えてそのことには触れず、ただ、「またお隣さんね。戻ってきてくれて嬉しいわ」とだけ言っておきました。

しかしその後事態はさらに悪化したらしく、1か月前、彼女から受けた相談は、どうしても別れたい、弁護士が必要だがお金がない、という内容でした。「夫には愛人がいて、子供もいる。家には一銭もお金を入れてくれないので、母と弟が時々送ってくれるお金で生き延びている」ということでした。

そこで私が彼女を連れて行ったのが、家庭福祉を行う政府機関であるDIF。配偶者からのDVや児童虐待などに関して、無料法律相談を受付け、弁護士が訴訟手続きを行ってくれます。

法務部の待合室には何人もの女性が無言で座っていました。中には鞭打ち用の首輪みたいなものをはめ、ギブスで腕を固定した人もいます。そこで、弁護士とのアポイントを取るのですが、無料相談室だけあって需要が高いのか、担当者から指示された日は1か月半後。緊急なので、どうしても今日中に弁護士と話をする必要がある、とマルタがしつこくお願いしたら、意外にあっさりと、「じゃあ、そこで待っていてください。」と指示され、1時間後には弁護士の部屋に通されました。

それ以降、マルタは必要書類をそろえ、何度もDIFに足を運び、離婚手続きは着々と進んでいるようです。



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  1. 2012/06/01(金) 11:09:09|
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また盗まれました

随分サボってしまいました。5か月ぶり!?
「更新しなきゃ・・」と思いつつ、なかなか重い腰が上がらず。
仕事が忙しくなったのに加え、去年新居を建築し始めたら、さすがメキシコ、いろんなハプニングがあり、そっちに時間とエネルギーが取られてしまったのが主な理由です。それについては追々記事にしていくとして、今日はまたドロボーに遭った話。しかも前回と同じケレタロ大学のスポーツセンターのプールの更衣室で。

先週の土曜日、水泳のクラス終了後、更衣室でシャワーを浴びて出てきたら、ちょうど携帯が鳴ったんです。ここで携帯を鞄から取り出すために、手に持っていた水着、スイミングキャップ、ゴーグルを洗面台に仮置きしたのがまずかった。電話を切った時点で水着のことはすっかり忘れてしまい、友人たちとおしゃべりしながら服を着てそのまま帰宅してしまいました。家に到着した途端そのことに気づき、すぐに引き返したのですが、どこにもありません。受付の女性とお掃除のおばさんに尋ねても、見ていないとのこと。それどころか、「残念ながら、更衣室に置き忘れたものが戻ってくることはめったにないのよ。」という話。更衣室を出てから戻ってくるまでたったの30分。ゴーグル、スイミングキャップぐらいならわかりますよ。でもね、他人の水着なんて下着のようなもの。しかも私のは日本製のMサイズ。自分で使うのか、それとも水着のコレクションでもしてるのか。

水着を無くしたことよりも、月々、水泳教室の授業料を支払うことのできる中流家庭の人たちが他人の水着を盗むことができるという事実にショックを受けて、ぶつぶつ言ってたら、ダンナが一言、「置き忘れたお前が悪い。」
メキシコ空港のトイレにiPodを置き忘れた友人は、ちゃんと取り戻せたのに・・・


  1. 2012/05/22(火) 09:53:16|
  2. つぶやき
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ケレタロの名物おじさん

今朝、息子を学校に送り届けた帰りのこと。ノロノロ運転しながら、左手をガッツポーズで窓の外に振り上げ、口笛を吹いたり、何やら叫んでいるドライバーがいます。黄色い車の後部と側面に大書された"ANIMO!!"(がんばれ!)の文字を見て、ケレタロの名物おじさん"EL ANIMO"だと気付きました。追い越しざまに、こっちを見て、頬笑みながら大声で"ANIMO!!"と叫んでくれました。

市内のあちこちに出没しては、みんなを励ましてくれるこのおじさん。市民で彼のことを知らない人はいないでしょう。一体どういう人なのか気になってグーグル検索してみると、出てくる、出てくる。私が思ったよりも有名人だったようです。しかもインタービュー記事まで見つかりました。

実名はペドロさんと言って、車の修理所を経営している方だそうです。
彼は、1985年のメキシコ大地震で家族を失い、悲しみに明け暮れていました。しかし、このままではだめになると、ケレタロに移り住み、新たな生活をスタートしました。自分自身が前向きに生きるだけではなく、周りの人たちにも「元気」を与えようということで、この励まし運動を始めたそうです。

頭がおかしいんじゃないか、などと侮辱されたり、ビールを頭からぶっかけられたり、殴られたり、また公共道路で大騒ぎした、と逮捕されたり。それでも23年間も見知らぬ人たちに「頑張れ、しっかりしろ!!」と声援を送り続けてきたこのおじさん。私はとても好感が持てます。ちなみに私が呼んだ記事は2006年のもので、当時65歳ということだったので、今は70歳ぐらい?でも今朝、私が見た彼の顔はずっと若く見えました。いつも「元気」に満たされているからなんでしょうね。



  1. 2011/12/13(火) 08:36:23|
  2. 私の街
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予防接種のはずが・・

毎年この時期になると、予防接種週間ということで、社会保険庁病院(IMSS)が小中学校に出向き、子供たちに虫下しを飲ませるとともに、学年によって該当するワクチンを接種してくれます。

日本のような予診票などはなく、何日から何日までが予防接種週間で、何年生がどの接種を受けるのかが記載された1枚の紙に親の承諾のサインをして戻せばいいだけ。

どの日に接種されるのか正確にわからないため、風邪気味の次男については「接種しない」の欄に印をつけて紙を送り返しました。

息子によると、3人の生徒を除き全員が接種を受けたそうです。

*****

2週間後、接種を受けさせるために息子を連れて社会保険庁病院に出向きました。
入口付近に予防接種専用デスクが置かれ、そこに看護婦さんが座っています。

「あのー、先日の学校での予防接種が受けられたかったので連れてきました。」と言って、息子の健康手帳を見せました。

すると手帳を確認した看護婦さん曰く、「あなたのお子さんはまだ11歳ですから、12歳になるまで接種できませんよ。」

病院からかなり離れたところに苦労して駐車したこともあって、「この子のクラスメートは全員受けたんですよ。それにあと3カ月で12歳になります。」と食い下がったのですが、「12歳になるまでだめです。」の一点張り。

がっかりして(息子はほっとして)帰ろうとする私たちを、健康診断があるから、と看護婦さんが引きとめました。健康診断といっても、身長体重測定と「ちゃんと毎日歯を磨いていますか。」とか「ご家庭で性教育はされていますか。」といった質問だけです。

「性教育についてはちょうど今学校で習ってます。」と答える私に、
「いえいえ、性教育はご家庭でもすべきですよ。そうでないと息子さんが疑問を抱えていてもご両親に相談しなくなりますよ。」と看護婦さん。
「家でも話していますよ。ほら、一昨日も女性用コンドームがどんなものなのかわからないって話をしたんだよね。」と息子に視線を移すと、恥ずかしそうにうなずきます。

これを聞いた看護婦さんが、得意げに説明を始めました。「女性用コンドームっていうのはとってもグロテスクなものなのよ。男性用みたいに薬局では買えなくて、産婦人科で自分に合ったサイズを処方してもらうの。」
これ、ホントかどうか知りませんが・・・。

一通りの説明が終わると、「それじゃあ、これでちゃんと歯を磨いてね。」と歯ブラシ1本と磨き残しをチェックするためのピンクの錠剤を息子に渡し、「コンドーム2つも差し上げます。」と引き出しから取り出しました。

「えっ!?うちの子、まだこんなに小さいんですけど・・」と動揺しまくる私に、「あら、すぐにつかって下さいってことじゃないんですよ。コンドームがどんなものなのかを知ることは大切だし、ほら、学校でよく模型を作ってきなさいって言う宿題が出るでしょ。」と看護婦さん。

思わず息子と顔を見合わせてしまいました。
コンドームの模型って何?
息子の顔にも大きなクエスチョンマークが・・・

「早くそれしまってよ。」、「早くぅー。」とやたらとせかす息子。
すぐにバッグに入れずに看護婦さんと雑談していると、私の手からコンドームをひったくり、自分のズボンのポケットにしまいこんでしまいました。

ところが随分と恥ずかしがっていたくせに、家に帰るなり「お兄ちゃん、おいしいお菓子あげる。」とコンドームを長男の手に握らせ、その後、瓶に重層とレモン水を入れてコンドームでふたをし、膨らませたり、と結構楽しんでましたよ。

  1. 2011/10/25(火) 10:39:57|
  2. 息子たち
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風邪が治らない

随分とご無沙汰してしまいました。

8月末に引いた風邪が治らず、今に至っているのですが、そもそも事の始まりは、8月末、子供たちの新学年がスタートした頃でした。

こちらの高校は、小中学校と異なり、各科目の先生が指示する教科書を各自が本屋さんで購入することになっています。あの暑い時期に長男と毎日のように炎天下のセントロを歩き、本屋巡りをしたのですが、この町にはしけた本屋さんしかなく、最も充実していると言われる本屋さんでもこんなの↓

DSC02713.jpg


店内には入れないので、灼熱の太陽に照らされながら20分ほど列に並び、やっとカウンターに辿り着いたと思ったら探している本は全て売り切れ。メキシコシティからの取り寄せが2週間後と言われ、淡い希望を抱いてさらに3、4軒書店をまわったのですが、どこも状況は同じ。がっくりして車に乗り込み、冷房全開。

こんなことを1週間ほど続けたら喉がすっかりやられてしまいました。
にもかかわらず、2日間工場通訳をしたら、今度は全く声が出なくなってしまったのです。
そのうち治るだろう、と高をくくっていたのですが、良くなるどころか日に日に状態は悪化し、耳鼻科医に処方された抗生物質を飲むことに。それでも治らず、週末に入ってしまい、仕方なくジェネリック医薬品のFarmacia de Similaresのお医者さんに診てもらいました(診察料は30ペソと激安)。今度は抗生物質の注射6本です。

2本はケレタロで打ち、残りの4本は出張先のメキシコシティに持っていき、同じ薬局の支店を見つけて打ってもらいました。

もうこれで完治するだろうと思いきや、横ばい状態。ケレタロに戻り、また耳鼻科医を訪問。今度はネブライザーまで購入して薬を吸入するという大がかりな治療になってしまいました。

1週間後、近所の内科医を訪問。処方箋に基づき抗生物質を新たに10日服用。

先週からは、自然薬品の店で知人から勧められたアバンゴという植物(?)とはちみつが入った薬を購入して服用。

しょうが湯を飲んだり、Just製のタイムとティートリーエッセンスでフットバスをしたり、またヨガのまねごとをしてみたり。もうありとあらゆる療法をトライしています。

こんなに風邪が長引くのはもしかして年齢のせい?




  1. 2011/10/22(土) 10:46:18|
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